名前の由来

エゾ・ウコギの名前の由来はその姿や分布地からきています。

 

たとえば、日本ではえぞ(蝦夷:北海道の古名)にだけ自生することから

 

エゾ・ウコギ

という名前がつきました。

 

もうすこし詳しくは北海道の東部、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖のあたりです。

 



朝鮮人参と同じウコギ科の植物で、広葉樹原生林に自生しますが、分布は世界的にみてもごく狭い範囲に限られています。

これらの地方は夏と冬の寒暖の差が60度以上にもなる厳しい気候です。

 

エゾウコギはそんな北風とわずかな薄日の差す木陰を好む植物です。

 



厳しい環境の中でたくましく根を張り、次々と新芽を育て、繁殖力も盛んです。

 

ただし極寒の中で育つので成長は遅く、細胞はたいへん緻密です。

 

その枝には無数のトゲ(刺)があることから日本では「エゾウコギ」、中国では刺五加(シゴカ)、ロシアでは「エレウテロコック」と呼ばれています。

 

学名もギリシア語でAcanta(=刺のある)とPanax(=ニンジン・万能)との合成語です。